2019年12月23日月曜日

夢日記「坂道」2019/07/14

僕は上り坂を歩いていて、誰かに後ろから声をかけられたような気がした。振り返ると、女の子達がおしゃべりをしていただけ。
「 〜の世代は××顔が居ないんだよ」
 癖のない爽やかで東洋的な顔のことをしょうゆ顔と言うように、顔のタイプを何かになぞらえて分類されたものがあるが、どうやら彼女たちより上のある世代には「××顔」と呼ばれるタイプの顔つきをした人がいないという事らしい。
突然、数十メートル先の左側にあるラブホテルからものすごく派手な男が出てきた。濃い青紫のスーツ。後から出てきた女は濃いピンクのドレス。人目を気にしてホテルを出るタイミングをずらしているつもりなのだろうが、こんな少しの時間差で出てきても二人がカップルだということは誰の目にも明らかだ。一方、二人の動きはなんだか嬉しそうに弾んでいて、音のないミュージカルを見ているようだった。

 僕の後ろにはさっきの若者の男女があれこれ屈託無く喋りながら歩いていて、とても楽しそうだ。

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