2021年6月8日火曜日

夢日記「白い霧」 2020/06/19

見晴らしの良い丘から見下ろす風景はなだらかな地形で、すべてが爽やかな緑の草原だ。そこに何の前触れもなく、白い霧のようなものが湧いてくるのが見えた。視界に広がるあらゆる場所から、霧はほぼ同時に現れ、あっという間に緑を覆い隠していく。僕はそれを丘の上から見ているのだが、白いクリームを気体にした様な霧は遠くから見ても極めて密度が高く、普通の霧とは違うものだとわかる。

「ここにいてはまずい」と思った途端、自分のいる場所の周りからも霧が湧いてきた。白くみっちりと詰まった霧に包まれ、僕の視界も白くなっていく。

「もはやこれまでか」と思う。




2021年1月19日火曜日

夢日記「レモンの道・大谷石の部屋」2020/06/27

  父と共に親戚の家に向かっている。

夢日記「レモンの道・大谷石の部屋」2020/06/27

父と共に親戚の家に向かっている。
「今はあちこちにレモンがなっているはず」と、何気なく口に出したら、父は、そんなわけないとでも言いたげに、馬鹿にしたような顔をした。けれども荒れ放題の野道を暫く歩いていると、あちこちに実ったレモンが視界に入ってくる。低い木に実っているものもあるが、まるで地面を這っているかのような枝についているのも多い。随分大きなものから、ほとんど干からびかけているものまで、実際にレモンがこんな風に実っているところを見たのは初めてだ…。



 久しく訪れていなかった親戚の家に着いた。なんと曽祖父はまだ生きていて、有り余る財力で四畳半の自分の部屋を大谷石で総石造りにしていた。これは部屋というより一軒の家だ。「これは死んだらこのまま石棺になりますね」と言おうとしてやめた。分厚い大谷石の扉はオートドアなのだそうだ。








2021年1月16日土曜日

夢日記 「スティーブ・ガッド」 2020/11/25

僕はスティーブと立ち話をしている。 初めはたどたどしかった会話も少し慣れてきた頃、 彼は僕の話をあたまから嘘だと決めつけて、 ちょっと失礼なことを口走ったのだ。 それは嘘ではなく、事実の話なのだと伝えると スティーブは申し訳なさそうに彼のシグネーチャーモデルのスティックを僕にくれた。