2021年6月8日火曜日

夢日記「白い霧」 2020/06/19

見晴らしの良い丘から見下ろす風景はなだらかな地形で、すべてが爽やかな緑の草原だ。そこに何の前触れもなく、白い霧のようなものが湧いてくるのが見えた。視界に広がるあらゆる場所から、霧はほぼ同時に現れ、あっという間に緑を覆い隠していく。僕はそれを丘の上から見ているのだが、白いクリームを気体にした様な霧は遠くから見ても極めて密度が高く、普通の霧とは違うものだとわかる。

「ここにいてはまずい」と思った途端、自分のいる場所の周りからも霧が湧いてきた。白くみっちりと詰まった霧に包まれ、僕の視界も白くなっていく。

「もはやこれまでか」と思う。