夢日記「守られた旗」2017/9/6
正面にステージのようなものがある、少し広い部屋に通された。天井から、1mほどの壁が降りていて、その裏側には何かが仕込んであるようだ。6、7人の男達が見守る中、ゆっくりと金網で覆われた台湾の国旗が降ろされる。台湾の国旗は、大韓民国のそれを少し細かくカラフルにしたようなデザインだ。「この金網は台湾を(銃弾から)守る」という意味なんだろうか?」僕はステージ袖から裏側を見ていたので、網目が表でなく、裏にあるのが気になった。すかさず、「この網は国旗の裏側にあるので、台湾を守っていることにならないと思います」と意見した。特に反応はなかった。他の人々が座っている正面に回ってみたら、金網はちゃんと前にもついていた。今度は国旗のデザインの下側が、中途半端に空いてしまっているレイアウトがとても気になり、それを指摘した。そこに居た友人と「まあ、こういうのはしょうがないよねー」などと話す。この国旗のアイデアを採用してもいいかどうか、決を採る事になった。広い部屋に中途半端な位置に置かれた、少し大きめのテーブルには、バスの停車ボタンを平置きにしたようなオレンジ色のボタンが取り付けてある。僕はそれを押した。全員一致でその案は採用になった。 しばらく経って、誰もいないその部屋で、職人がその旗の無様に空いた下の空間に、砂浜のようにも見える、ペッタリとした陸地をニュートラルグレーで描き足していた。「ニュートラルグレーか……」とりあえず、国旗の下の無様な空白は「とりあえず」埋まった形になった。
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