2016年3月5日土曜日

夢日記「下調べの光」 1992年10月26日

僕は二人の女性と山の木々の間の道を歩いている。
どこからとも無く拡声器から「稲妻が出てきています。気をつけて下さい」という放送が流れた。雷はまだ一度しか落ちていない。稲光。そして「大気の中の電気が落ちるところを探している光」があちらこちらの背の高い木々を触っている。雷は落ちる前に落ちるべき場所を探すため、その下調べの光を放つのだからその光が当った場所に気をつけてさえいれば絶対に事故は起こらないのだ。天気が悪くまだ夜でもないのに暗い風景にぴかぴかと柔らかい光は薄紫色でとても綺麗だった。


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