2023年3月24日金曜日

夢日記「ミニコンサート」2022/07/22

人気のない夜の都内を歩いていたら女性が歌う歌が聞こえてきた。

道の先には人が集まっている。
彼女は歩道から1メートルほど低い、さほど広くない空き地で歌っている。
後ろには建物の壁があり、向かって右側の窓からは半地下の部屋が見える。
電球色の照明に照らされた半地下の部屋は丸見えで、街灯がない暗闇の中に浮かび上がっている。ギターやドラムの音も聴こえるので、バックミュージシャンが演奏している半地下の部屋をあえて見せているのかと思ったが、男が音楽とは全く関係のなさそうな作業をしているだけだった。女性の歌う歌には聞き覚えがあった。誰が歌っているのだろう?
照明を兼ねてプロジェクターで何かの映像を投影しているようだが、歌手の顔はちょうど画像の中の影の部分と重なっていて、余計に夜に溶け込んでしまっていた。
歩道の端に座り静かに歌を聴いているのは、僕を除くとすべて若い女性だ。
より歌手に近い半地下の窓の端の方では数人が長椅子に座って聴いている。
僕は長椅子に移動することにした。側にこのミニコンサートのポスターと思しきものが立てかけてあったが暗くて何が書いてあるのかわからない。しばらく聴いていたら女性はカルメンマキ&OZの「空へ」の冒頭のパートを繰り返して歌っているのだとわかった。



2023年3月20日月曜日

夢日記「相談」2023/03/11

 駅のホームで女性と待ち合わせて話を聞いている。このところ全く音沙汰がなかったので、どうしているのか少し心配していたのだった。「前に相談した個展のことなんですけど」と彼女が言った。ほとんど忘れかけていたけど、たしかにそういう相談をされたような気がした。うろおぼえながらその相談の続きとして話を聞く。まだ画廊が決まらない(決められない)と彼女。僕なりにアドバイスをしたものの、歯切れの悪い言葉しか出てこなくて、なんだか申し訳ないような気持ちになる。ホームには机があり、僕らは向かい合わせに座っている。彼女の後ろには線路と反対側のホームが見えている。

 遠くにビル街を望むマンションの一室。微妙な違和感を感じるのは、少なくともビルの3階か4階程の高さがある部屋の窓の外の、みっしりと茂った葛のせいだ。きっと葛は地面から樹木のてっぺんまで伸び葉を覆い隠すほどになっているのだ、と思うことにする。僕らが座っている場所は、港とその周りの風景が一望できる別の窓の前で、女性は「あっ!××の試合をやってる!」と窓の外を指差す。僕は見下ろすビルの屋上に視線を動かしてみるが、彼女がどこを指しているのかわからない。どのみち、ラグビーだかサッカーの試合には全く興味がないのだ。視線を港に移すと、2隻の貨物船が前後に連なり、おもちゃの船のようなスピードで深緑色の海をぐるぐると回っている。動画を撮ってやろうと携帯を向けた時には追いかけっこは終わってしまってつまらなかった。



2023年3月8日水曜日

夢日記「TVスタジオ」2023/01/03

僕は少し離れたところからテレビのスタジオの様子を見ている。

番組の収録中で、中はなにやら盛り上がっているのだけど、スタジオを管理している側は使用を早く終わらせたいのだろうか、照明を点滅させて早く帰れと急かしている。スタジオ内の人々はあまり気持ちいいとはいえないその点滅攻撃に全く動じてなかった。