2019年5月10日金曜日

夢日記「学生時代のドローイング」2003/07/29

美大のアトリエにいる。
随分年下の後輩のポートフォリオを見ていたつもりなのだが、越沢や今は無き徳富のドローイングが1ページずつ差し込んであった。ファイルをめくっていくと、もうだいぶ昔に描かれた僕の学生時代の作品ばかりが入っていた。筆で随分描きこんであるその絵は
風景のようなものが描いてあるものの、実際の風景ではないことがわかる。まるで古い塗装が剥がれかけた壁のように描かれた海の両側に堤防のような壁があり、画面のほぼ真ん中にぼんやりとした、ロケットのようにも見える灯台らしきものが描いてある。
他の作品も同じ様なタッチだ。静かで、少し不穏な魅力的な作品ばかりだった。
海にそそぎ込まれる下水のような作品もあった。
「いいじゃん、今見ると。」
クリアファイルに挟まれた作品は全てコピーや写真ではなく、オリジナルだとわかった。
「なんで彼が持っているのだろう?」その持ち主はそこにはいなかったが、僕の頭の中では「彼は僕の作品のフアンで」「彼の絵の参考に、と貸したそれらの作品を大事にしている」と憶測が浮かんだ。
これを返してもらいたいんだが、どうすればいいのか。



夢日記「蚊が湧いてきた」2018/10/16

衣装ケースを見ていたら、蚊が中から次々に湧いて来た。彼らは決して刺すわけではないが、結構な数。手に持っていた虫除けスプレーをかけて退治する。殺虫剤ではないけど、彼らは一番嫌いな匂いに包まれて死ぬのだな、悲惨だなと呟く。



夢日記「治療」2018/10/26

友人に僕の作品を大きめのモニターで見せている。そこに唐突にIさんがやってきて、モニターの前の椅子に座った。「それ、(モニター)を消して」と一言言ってから、治療と称して誰かから首の上の方をライターで焼いてもらっていた。彼女のうなじの少し上の髪の毛が少し燃えて煙が出ていた




夢日記「独楽」20190103

ふらりと入った食堂でトイレを使わせてもらうことにした。廊下を歩くと左側はみな和室。どの部屋にも人がいて、障子が取り払われているのか、中が丸見えだ。前にもここに来たかもしれないと思いながらここかな、と入った部屋には病人の男がいて布団に寝ている。挨拶をして、両足で乗ることが出来るくらいの巨大な独楽に似た形の健康グッズに乗ってみる。最初は簡単そうに思えたが、乗ってみるとバランスを取るのが難しい。両手を横に広げ、ユラユラ動きながらも、かろうじてそれに乗っている。病人の男はそこに寝たまま親しげに話しかけてくる。下を見ると独楽は病人の布団の真上だ。男は平気な顔で「僕は日本人じゃないから、、」と言いながらも、流暢な日本語で僕に何かを話し続けた。その間、僕の頭の中では、彼の奥さんがテレビ番組に出て「できる事なら朝の四時まで食堂を営業したい」と言っている映像が流れている。


夢日記「冷凍のウサギ」2003/11/14

死んでしまったペットのウサギは頭からお尻まで、縦に二分割されて冷凍されていた。まな板の上にウサギの形をした肉を乗せた。生のハンバーグと、皮を剥いだ生の肉の中間のような感じだ。これを自然解凍すれば、彼は生き返るかも知れない。僕には他に色々やることがあったため、うっかり解凍中の彼を放置してしまった。二等分されたもう片方、ウサギの左半分を右半分に重ねる作業をすっかり忘れていたのだ。体が半解凍になっている彼は、もしかしてもう腐っているかも知れない。悲痛な思いで匂いを嗅いでみる。 大丈夫、まだ腐ってないようなのできっと間に合う。僕は半分ずつのウサギの体を慎重に重ねた。



夢日記「うさぎの幽霊」2003/11/17

昔に飼っていたうさぎの幽霊が出た。
どうやら彼は時々こうやって出て来てるらしい。居間には妻とお客が居る。いつもは襖を閉め、うさぎを居間に行けないようにしているようなのだが今日は襖を開けてあげることにした。幽霊のうさぎは妙に白いが、生きている時と同じように動き回り、跳ねている。そういう彼を見ながら、このまま幽霊のペットとして飼うことは可能だろうかと僕は考えている。



夢日記‪「金子さんに絵を見せる」‬2002/07/17‬

かねこ・アートギャラリーの金子さんに作品を見せる。
自分ではそんなに悪い絵だとは思わなかったが、
「徳永くん、最近(気持ちが)ダウンしてるね」と言われた。
ああ、、そうかも知れない、、そう言われてみれば絵がおとなしいような気がしてきた。‬